人気ブログランキング | 話題のタグを見る

プレミアムドラマ「神様のボート」あらすじ

プレミアムドラマ「神様のボート」あらすじ_d0017307_24020.jpg
プレミアムドラマ「神様のボート
チャンネル:BSプレミアム
放送日:2013年3月10日(日)、17日(日)、24日(日) 午後10:00~10:49





プレミアムドラマ「神様のボート」あらすじ_d0017307_2134632.jpg


葉子に出会えたことは私の大きな事件でした。心も身体も何かにつかまれて、揺さぶられ続けました。みなさんの心も揺らすことができたらな、と思っています。――宮沢りえ

『神様のボート』は、静かな愛の狂気に囚われた母と、傍らで成長する娘の10余年に至る旅と心の変化を丹念にかつ繊細に綴った物語だ。原作は、直木賞作家・江國香織の傑作小説。江國ファンの支持の最も高いロマンチックなラブストーリーであり、作者自身に「いちばん危険な小説」といわしめた究極の「愛」を描いた壮絶な物語でもある。
身を焦がす恋にあこがれる全女性に向けて、14年ぶりに連続ドラマ主演となる宮沢りえ、そして藤木直人という最高のカップルが、大人の愛の物語を贈る。



原作者のことば   江國香織

撮影現場に行った日は寒く、よく晴れていた。何もかも物珍しかった私は、幾つもの機材や、働く人々や、柱にたくさん貼られたガムテープや、さし入れのお菓子やコロッケを興味深く眺めていた。カメラが回り、私はモニターを見た。主演の宮沢りえさんが映った瞬間、ほんとうに驚いた。葉子だったからだ。
それは、葉子と草子が口論する場面だった。私は息をのんで見つめた。葉子のことも、草子のことも、とてもなつかしかったのだ。小説を書いているとき、書き手はその小説世界のなかを生きる。だからそれは、かつて私がたった一人で(まだ誰も、読者はおろか担当編集者さえ見ていない世界なので)、たしかに生きた場面だった。随分前に書いた小説なのに、目の前にいきなりそれが出現した。私はほとんど動揺していたと思う。
小説が映像化されるとき、私はいつも、現場のかたたちにすべてお任せすることにしている。文章でしかつくれない世界を、映像でしかつくれない世界に変えてほしいからで、それが正しい方法だったことを、完成したドラマが証明してくれるはずだ。また動揺させられるのが、たのしみ。


【原作】 江國香織「神様のボート」
【音楽】 中島ノブユキ
【脚本・演出】 源孝志
【出演】 宮沢りえ 藤木直人 石橋凌 森川葵 小林里乃 中原丈雄 丘みつ子 丸山智己
     姜暢雄 内田朝陽 山崎直子 ほかの皆さん


◎キャスト・役どころ

野島葉子  宮沢りえ
音大の教授・桃井と結婚している身でありながら、沢木と出会い“骨ごと溶けるような恋”をした。しかし、二人は別れざるを得なくなる。葉子は、沢木の子どもを抱え、あてのない旅に出る。

沢木哲哉  藤木直人
葉子と運命的な恋に落ちるも、妻の嫉妬によりすべてを失う。葉子には「必ず戻ってくる。どこにいても僕は必ず葉子ちゃんを探し出す」と告げ、彼女の元を去る。

野島草子 小林里乃・森川葵
葉子と沢木の娘。葉子の語るパパの思い出を聞きながら、母とともに旅を続ける。転校ばかりの人生。やがて、現実味のない約束を信じ続ける母の生き方に疑問を抱くようになる。

桃井  石橋凌
葉子の音楽大学時代の指導教官。バッハを葉子に教えていた。30歳の年齢差がありながら、葉子と結婚する。葉子に裏切られながらも、葉子と生きようとする。

沢木美沙  山崎直子
沢木哲哉の妻。夫の不倫に気づき、葉子に夫と別れるようにと伝えるが・・・。

野島寛  中原丈雄
葉子の父。「なりたいようになれ」と寛容に育ててきたが、桃井との結婚には複雑な思いを抱える。

野島美津子  丘みつ子
葉子の母。子どもを連れて旅に出ようとする葉子を制止しようとするも、思いが届かない。

朝倉真治  丸山智己
葉子の働くバーの常連客。葉子にほのかな思いを寄せる。

見上  姜暢雄
美容師。葉子が全てを捨てて旅に出るときに髪を切った。

山城  内田朝陽
草子の美術教師。草子の美術の才能を認め、応援している。


◎BSコラムに撮影秘話が!詳しくはこちら
 「宮沢りえさんの大器ぶりと覚悟をご覧ください~プレミアムドラマ「神様のボート」~」




プレミアムドラマ「神様のボート」あらすじ_d0017307_12244787.jpg

3月10日(日)午後10時00分~10時50分
プレミアムドラマ「神様のボート」あらすじ_d0017307_242753.gifプレミアムドラマ 神様のボート(1)<新><全3回>「洗礼」

愛する男との再会を待ち続け旅を続けながら、静かな愛の狂気にとらわれていく母と少女の10数年にわたる物語。宮沢りえと藤木直人というカップルが贈る大人の愛の寓話。

野島葉子(宮沢りえ)は、9歳になる娘・草子と、ある海辺の町に別れを告げようとしていた。葉子と娘が町から町へと旅を繰り返してきた理由は、10年前にさかのぼる。20代だった葉子は、親の反対を押し切り、音大の教授・桃井(石橋凌)と結婚した身でありながら、沢木哲哉(藤木直人)と運命的な出会いをし、“骨ごと溶けるような恋”に落ちた。2人は家族を捨てて駆け落ちしたが、思いがけない過酷な運命が待ち受けていた…。



3月17日(日)午後10時00分~10時50分
プレミアムドラマ「神様のボート」あらすじ_d0017307_242753.gif神様のボート(2)「巡礼」

「葉子ちゃんだけの気配を身にまとっているかぎり、きっと見つけ出す」と告げ、沢木が去ったとき、葉子は妊娠していた。葉子は夫から逃れるようにして一人で暮らす道を選ぶが、桃井は彼女を見つけ出し、葉子は彼の立会いのもとで出産。いびつな家族が再びスタートする。まもなく、赤ん坊を連れていた葉子は沢木と街中で偶然にもすれ違ったが、見失ってしまう。沢木を愛していた“気配”を失ってしまった自分に愕然とした葉子は、桃井を捨て、娘草子を連れて当てもない旅に出る決心をする。「私はパパにもう一度出会うために生きていたいの。それが神様に与えられた運命。」幼い草子を連れてさすらう葉子の旅は10年続いていた・・・。一方沢木は・・・。



3月24日(日)午後10時00分~10時50分
プレミアムドラマ「神様のボート」あらすじ_d0017307_242753.gif神様のボート(3)<終>「聖地」

14歳になった草子は、葉子の語る父の思い出を聞きながら、旅を続けていた。転校ばかりの人生に、草子は母への不満を募らせてゆく。「どこかに馴染んでしまったらパパに会えない」と信じ、生きているかもわからない父を待ち続ける母の姿はとても正気の沙汰とは思えなくなっていた。もう旅はうんざり、自分は通訳になるという夢を現実にするために生きたいと願う草子。母娘の溝は深まってゆく。「ママは現実を生きてない!あたしは現実を生きたいの!」次第に狂気を帯びてゆく母、娘との関係はどうなるのか?そして沢木と再びめぐりあうことはできるのか?

by cmailjp | 2013-03-24 02:10 | ▶ naohito


( ‘ jjj ’ )/


by cmailjp

カテゴリ

全体
▶ naohito
├ 2012 himono-movie
└ 2001 LR
■ 大河ドラマ
├ 2013 yaenosakura
 └ 八重のあらすじ
 └ 八重の視聴率
 └ 八重の動画
├ 2012 kiyomori
 └ 清盛のあらすじ
 └ 清盛の視聴率
 └ 清盛の動画
■ ドラマ
├ 2015年全期
├ 2014年全期
├ 2013年全期
├ 2012年全期
 └ goingmyhome
 └ ohoku
├ 2011年全期
 └ syuhutan
 └ shiawase
 └ CONTROL
├ 2010年全期
 └ Hotaru 2
 └ Mother
├ 2009年全期
 └ yako
 └ ikesoba
├ 2008年全期
 └ ryuseinokizuna
 └ shibatora
 └ around40
├ 2007年全期
 └ Hotaru
├ 2006年全期
 └ Nodame
 └ Kazoku
└ 2005年全期
■ 映画
■ 気になること
■ Movie&Dorama
■ 一人旅
 └ 逆ロケハン
■ 独り言

ホットリスト

検索

その他のジャンル